FAQ

1.トーメンデバイスが設立された経緯は?

当社の関係会社であるトーメンエレクトロニクス(現ネクスティエレクトロニクス)は、1987年に日本サムスンと半導体特約店契約を締結しましたが、当時メモリー半導体は日本メーカーが市場を席巻しており、後発メーカーのサムスンのDRAMはなかなかシェアが伸びませんでした。
当時日本の半導体メーカーは系列の半導体商社を有しシェアを拡大していたこともあり、サムスンもサムスン製半導体だけを取り扱う専門商社の設立に動き、1992年にトーメンエレクトロニクスからサムスン部門を分離、独立させる形で、トーメン(現豊田通商)、トーメンエレクトロニクス、日本サムスンの3社共同出資により、当社が設立されました。

2.サムスン半導体の強み、特徴は?

サムスンはインテルに続く世界第2位の半導体メーカーであり、特にDRAM、NAND FLASHを中心としたメモリー半導体では世界トップのシェアを誇り、LCDパネルでも世界トップ水準のシェアを持ち品質と技術面で世界市場をリードしています。
また、継続的かつ強力な投資とずば抜けたマーケティング力で、携帯市場など完成品分野でも世界トップ水準のシェアを獲得しています。

3.トーメンデバイスの特徴は?

当社グループは、販売先であるセットメーカーとサムスンの橋渡し的な役割とマーケティングに力を入れ、特にサムスンの販売部隊として最先端の半導体を開発段階から提案し、セットメーカー・サムスンと共に取り組むことで着実な実績を上げ信頼を得てまいりました。
セットメーカーでは、製品に組み込む半導体は汎用品といえどもほとんど認定した半導体を使用するため、開発段階から取り組む当社の役割は非常に大きいといえます。また、販売先の海外生産シフトに円滑に対応できるよう、アジア地域に拠点網を構築しております。
この他、少数精鋭主義の特徴を生かし、一人当たり売上高、経常利益は半導体商社の中ではトップを走っております。

4.トーメンデバイスの経営戦略は何ですか?

当社グループは、高い競争力を持つサムスン製半導体及び電子部品の取り扱いに特化した事業展開を今後も続け、経営資源を集中し、より効率的な経営を行い、サムスングループの市場戦略に沿ってエレクトロニクス分野でのトータルソリューション商社を目指すことを経営戦略の基本と捉えております。

5.トーメンデバイスの事業内容と取扱商品は何ですか?

当社グループの事業内容は、サムスン製半導体及び電子部品をパソコン、デジタル家電、携帯電話や情報・通信機器などのメーカーに販売する技術系販売商社であります。具体的な取扱商品として、DRAM 、FLASH、MCPなどのメモリー半導体や、ASIC 、DDI(ドライバーICなど)、CMOSイメージセンサー、APなどのシステムLSIの半導体を中心に、LCDパネル、有機ELやLED等の販売にも力を入れております。

6.グループ企業の事業戦略について

当社の親会社は、トヨタグループの総合商社である豊田通商(旧トーメンと2006年4月合併)であり、議決権ベースで50.1%を所有しております。
同じ半導体商社のネクスティエレクトロニクスは関係会社になります。当社の子会社は、ATMD(Hongkong)Ltd.、ATMD ELECTRONICS(Shanghai)Ltd.、ATMD ELECTRONICS(Shenzhen)Ltd.、ATMD Electronics(Singapore)Pte. Ltd.の4社で、共にサムスン製半導体及び電子部品の中国・香港での拡販に取り組んでおります。

7.株式がJASDAQ、東京証券取引所に上場されたのはいつですか?

トーメンデバイスは、2002年6月26日にJASDAQに上場し、2004年3月25日には東京証券取引所市場第二部に上場を果たしました。翌年の2005年3月1日に念願の東京証券取引所市場第一部指定となり、現在に至っております。

8.株主優待制度について

当社の認知度を高める一環として、2004年度より開始いたしました。優待品は株主メモよりご覧ください。
株主優待制度を通じ、多くのご支援をいただきたいと考えております。

9.環境問題への取り組みは?

当社グループは、企業の使命として国際社会の規律を守り、地球の環境保全及び環境保護を念頭に、環境に係る条約・法令、慣行等を遵守し、その保全・保護に努めております。
事業活動においても環境保全に配慮した省資源、省エネルギー商品等の提供とサービスを行い環境保全と調和を目指しております。

また、 ISO14001環境マネジメントシステムを活用して環境管理体制を確立し、環境問題への的確な対応と未然防止にも努めております。

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