トーメンデバイスを知る4つのキーワード

半導体商社

商権と人材が強みの半導体を中心とした専門商社です

半導体商社は、半導体メーカーの製品販売を主たる事業とした「メーカー系」と、メーカーに依存せず、お客様が求める商品を販売する「独立系」に大別されます。
当社はサムスングループの半導体、電子部品を国内外のメーカーに販売する専門商社であり、前述の分類の中では「メーカー系」に属します。
メーカー系の半導体商社は、所属しているメーカー系の製品を中心に扱うことになり、一見、メーカーの系列にとらわれず、複数のメーカーの製品を扱うことができる「独立系」が優位かと思われますが、当社が所属する業界では「商権」がカギとなり、商社にとっては、「商権」と「人材(脈)」が事業の成否を分けるといっても過言ではありません。
近年、日本の半導体メーカーの事業再編等により、「商権」の流動化現象が発生しておりますが、当社は創業から30年近く経った今もなお、サムスングループとのパートナーシップの下、事業を拡大しており、仕入先とお客様の間に立って、製品の設計、開発、施策にいたる一貫したサービス機能を提供する「ソリューション・プロバイダ」としての機能を強めております。

導体商社としての社会構造と位置づけ:半導体・電子部品メーカーのサムスングループ等から製品を仕入れる。専門販売商社である当社グループが各セットメーカーへ販売。セットメーカーで部品を組み立て、最終製品が日本市場・海外市場へ流通。

※セットメーカー : 部品を組み立て最終製品として消費者に販売するメーカー

サムスン

世界トップ水準のシェアを誇る半導体と有機EL、液晶パネル商材

2017年には半導体売上高で世界一位となったサムスン電子。特にDRAM、NAND FLASHを中心としたメモリー半導体では、長年の間世界トップのシェアを誇っています。メモリー半導体以外にも、現在注目されている、有機EL、そして液晶パネル等でも、世界トップ水準のシェアを誇っています。

そして、トーメンデバイスは、サムスングループの半導体、電子部品を国内外に販売するマーケティング機能を担っています。
これまで、PC、テレビ及びスマートフォン等のデジタル家電が主な市場でしたが、現在はデジタル家電以外の分野での市場開拓に取り組んでおります。その一つが車載市場であり、2022年には世界の自動車の20%がEV化されるとも言われているとおり、マーケットから大きな注目を集めています。
自動運転等、技術革新が進むなか、サムスンの強みである幅広い製品ラインナップをもって、顧客のニーズにお応えしていきます。
革新的な技術を日々生み出しながら市場をリードしつづける「世界のサムスン」のパートナーとして、共に成長を遂げてまいります。

トヨタ・豊田通商グループ

グローバルに展開するネットワークを活用

当社は、豊田通商グループの半導体商社です。豊田通商は、自動車分野における固有の強みやノウハウを有するプロフェッショナル集団であり、国内および海外90カ国以上におよぶグローバルネットワークと、約1,000社のグループ会社を有しております。当社は専門商社でありますが、同社グループの強みとネットワークを活用することができ、サムスングループとの関係を強みとした事業展開と豊田通商グループとのシナジーを通じて、お客様に密着したきめ細かなサービスを提供し、お客様に満足していただくことを経営の基本方針としております。

少数精鋭

1人当たり10億円以上の取引金額と着実な成長

当社の年商を従業員の人数で比較すると、1人当たりの取引金額は10億円以上。企業の営業力や収益性、効率性の目安にもなる、東洋経済社の「1人当たり売上高」ランキングでは2年連続で1位を獲得し、2017年も2位(1人当たり売上高は12億3,368万円)にランクインしております。

売上規模が大きい理由は、競争力のある商材を有していること、そして誰もが名前を聞いたことのあるような大企業とお取引をさせていただいていることもありますが、営業担当者がそれぞれ効率的な営業活動を行っていることです。

また、事業の命運をにぎる新商品開発プロジェクトにお声がけいただくことも、めずらしくありません。一流のお客様に信頼をおいていただいているという事実が、当社の強みでもあります。

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