トーメンデバイスを知る
半導体業界のポテンシャル
半導体業界の
ポテンシャル
豊田通商グループの国内外のネットワークを活かし、日本国内、アジア圏を中心にビジネスを展開。日本を代表する豊田通商グループの資本と、韓国を代表するサムスングループの商材。双方の強みを活用し、競争力のある強い企業を目指していきます。
データセンター・サーバーの拡大や車の自動運転化推進など
新領域の進化の可能性を握る半導体
データセンター・サーバーの拡大や
車の自動運転化推進など
新領域の進化の可能性を握る半導体
あらゆるモノがインターネットにつながるIotや今後さらなる進化が想定されるAIの普及により、半導体の需要は様々な分野で需要の拡大が見込まれています。
特にIotの普及は、サーバーを多くかかえるデータセンターでのニーズアップを促し、AIの浸透による車の自動運転化などに伴いビジネスは無限の可能性を秘めています。
さらに生活に必要不可欠となったスマートフォンを中心とした動画配信サービスやゲームにも半導体は活躍しており、私たちの生活やビジネスの未来を担う存在として活躍しています。
半導体業界の動向と現状（2021〜2022年）
半導体業界の動向と現状
（2021〜2022年）
日本の半導体集積回路の
販売金額の推移
世界半導体市場統計
世界半導体市場統計（WSTS）によると、2021年の世界の半導体市場の規模は前年に比べ26.2％増の5,558億ドルでした。さらに2022年の世界半導体市場は、前年に比べ4.4% 増の 5,801 億米ドルに達しました。こうした中、Gartnerは、暫定結果として、2022 年の世界半導体売上高は 1.1% 増加し、2021年の 5,950億ドルから 6,017億ドルに増加したと発表。2022年売上高ランキングではサムスン電子が2年連続でトップを維持しました。
私たちの生活のあらゆるところに、半導体は組み込まれています。
半導体とは、電気を良く通す導体と電気をほとんど通さない絶縁体との中間の性質を持ち、電機の抵抗率を調節できる物質のことです。スマートフォンやパソコン、デジカメ、自動車…など、私たちの身近にあるあらゆる電気製品に必ず搭載されています。電気製品の革新は、その中核を担う半導体の進化によって支えられているのです。
トーメンデバイスの取扱商品
MEMORY
DRAM
FLASH
SSD
MCP / eMCP
DRAM
Dynamic Random Access Memory
半導体メモリーの1 種で、コンピューターチップを使用している様々な製品において、大規模な作業用記憶として用いられています。当社が扱っているサムスン電子のDRAM は、業界で最先端の技術を有し、世界No.1 のシェアを獲得しています。
FLASH
Flash Memory
書き込み速度に秀でたNOR 型と、アプリケーションの裾野の広がりで需要が高まった、高集積化に秀でたNAND 型があり、電源を切っても記憶データを保持できる、不揮発性のメモリーであることが特徴です。主な用途は、電子機器のプログラムメモリー及びパソコンのデータストレージメモリーとして、スマートフォン、デジタルカメラの記憶媒体等身近な製品に搭載されています。
SSD
Solid State Drive
半導体素子メモリー(フラッシュメモリー)を用いた記憶装置です。発熱が少なく、物理的な動作をする部分が無いため、省電力で動作音が静かで衝撃や振動にも強く故障しづらいメリットがあります。当社が扱っているサムスン電子のSSD は世界No.1 のシェアを獲得しており、今後もフラッシュメモリーの大容量化に伴いSSD の大容量化が進み、環境保全側面のニーズから、広範囲な用途で使われていくことが予想されます。
MCP / eMCP
Multi Chip Package
MCPやeMCPは「マルチ・チップ・パッケージ」「エンベッデッド・マルチ・チップ・パッケージ」の略です。複数枚のLSI（主にDRAM やFLASH Memory やLSI）を極限まで薄く研磨し、重ねて1つのパッケージに収めた製品で、スマートフォンやデジタルカメラ等、高機能を超小型化する為の技術です。一見、1 つのLSI に見えて、実際には内部にいくつものLSI が実装されています。
system LSI
SoC（ASIC）
DDI
CIS
SoC（ASIC）
System on a chip
デジタル機器向けの用途に適したIC で、ユーザーの要求仕様に合わせてカスタマイズされるASIC と汎用IC または汎用IC とカスタムIC との組み合わせで構成されるSoC があります。利点としては最新プロセスを主に利用するため、多機能・高速化が進んでいる製品に対し、高集積、低消費電力、高性能なIC が提供可能となり、付加価値の高いデジタル機器に多く採用されています。
DDI
Display Drive IC
DDI には、LCD（Liquid Crystal Display）ドライバーIC、有機EL（Organic Electroluminescence）ドライバーIC があります。液晶等表示の為には不可欠な駆動ドライバーであり、携帯電話、液晶・有機EL テレビ、ポータブルゲーム機等多種多様に使用されています。
CIS
CMOS Image Sensor
シーモスイメージセンサーは、被写体の像を電気信号に変換する撮像素子の一種です。そのためスマートフォンのカメラとして幅広く採用されています。
Display
OLED
OLED
Organic Light Emitting Diode
「有機EL」(OLED)は電流を加えることで光る有機材料を発光体として使うディスプレイです。液晶を背面からバックライトで照らして映像を表示しているLCD に対し、有機EL はパネルそのものが光る構造のため、バックライトが不要になり薄型化が実現しやすいなどのメリットがあります。サムスン電子は有機EL 市場では世界シェアNo.1 の売り上げを誇っており、今後も使用用途の拡大が見込まれています。
その他の製品
LED
MLCC
LED
Light Emitting Diode
LED素子は小さく光の制御が容易で、小型化が可能且つ長寿命のため省エネに貢献すると共に、環境に有害な物質を含まないため環境に優しい製品です。テレビやディスプレイではスタンダードになりつつあります。
MLCC
Multi-Layered Ceramic Capacitor
MLCC(積層セラミックコンデンサー)は酸化チタンやチタン酸バリウムなどの誘電体と電極を多数積み重ねたチップタイプのコンデンサーです。セラミックが持つ優れた高周波特性などのメリットを活かしながら小型で大容量を実現でき、バイパス、デカップリング等電子回路の広い範囲で採用されています。